|
||||
EマウントAPO-LANTHAR×CanonEFレンズ 50mmレンズを同一カメラで撮影比べ 6100万画素(9504×6336)ピクセルでの画質比較 |
||||
撮影条件 絞りF5.6、シャッタースピードオート、ISOAUTO、マニアルフォーカス、ハスキー3段、リモートスイッチ、レンズ&本体手ブレ補正OFF 画像処理 全体写真はリサイズして小さくしていますが部分写真はJPEG画像をピクセル等倍表示から 同一ソフトを使って無修正、同一条件でカット&JPEG保存しています。 |
||||
レンズ中心部の撮影画像 赤枠部分のピクセル等倍切り抜き | ||||
レンズ周辺部の撮影画像 赤枠部分のピクセル等倍切り抜き | ||||
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical |
Canon EF50mm F1.2L USM + MC-11 | |||
焦点距離50mm | ||||
(中心部) APO-LANTHAR 50m F2 Aspherical | (中心部) Canon EF50mm F1.2L USM | |||
(周辺部) APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical | (周辺部) Canon EF50mm F1.2L USM | |||
初めに撮影距離が異なっていてピクセル等倍画像の大きさが少し異なっていますのでご承知おきください。しかし、多少の差なので 画質に関しての評価にさほど影響しません。まず、中心部の解像度ですがどちらも甲乙付けがたい素晴らしい解像です。 しかし、画面周辺部の画像はAPO-LANTHARの圧勝のようです。APO-LANTHARはどのレンズも画面周辺部も中央部とほとんど かわらない高解像です。それに加えて絞り開放でも絞っても画質がほとんど変わらないというほんとに素晴らしいレンズです。 しかし、一点気になるのは軸上色収差を限りなくゼロに近づけるアポクロマート設計ということですが 今回の撮影では細かなところにブルーの色収差が出ているように見えます。これはEFレンズも同様です。 |
||||
EマウントAPO-LANTHAR×CanonEFレンズ 50mmレンズを同一カメラで撮影比べ マニアルフォーカス時の ピントの合った所の色を変えるピーキング機能比較 |
||||
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical |
||||
Canon EF50mm F1.2L USM + MC-11 | ||||
SONY α7RWは2段階のプレビュー機能があります。このプレビュー拡大機能でマニアルフォーカスするとオートフォーカスより 厳密なピントあわせが可能です。ためしにオートフォーカスで撮影した画像をピクセル等倍したものと比べると 画質の差は明らかです。ただしカメラブレが無い画像で比較することが大前提です。手持ち撮影では 厳密な比較はできません。というのは三脚を利用しても簡単にぶれた画像になってしまうからです。 そして、このマニアルフォーカスピント合わせも11.9倍まで拡大してもピントの頂点はなかなか 合わせるのは難しいです。そこでピントの合った位置の色を変えるピーキング機能を 利用します。色も変えられるのですがバックの風景にあまり影響しない 黄色に設定しています。上記の2枚のカメラ背面液晶画像をご覧ください。 明らかに APO-LANTHAR 50mm F2 Asphericalの方が黄色の部分が多くあります。 この黄色の面積ができるだけ多い時がピントの頂点です。 この画像を見ただけでいかにシャープなレンズかがわかってしまいます。 なお、このピント調整はカメラ背面の液晶よりファインダーの方が 合わせやすいです。 |