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共通撮影条件 PENTAX 645D-絞りF11、シャッタースピードオート、ISO200、ベルボンマーク7G三脚、標準フード、ミラーアップ リモートスイッチ、ピント合わせはマグニファイヤー利用、カスタムイメージは風景 EOS-1DsmkV-絞りF11、シャッタースピードオート、ISO100、ハスキー3段三脚、標準フード、ミラーアップ リモートスイッチ、ピント合わせはライブビュー10倍拡大を利用、ピクチャースタイルは風景 画像処理 見本写真はリサイズして小さくしていますが部分写真はJPEG画像を画面100%表示から トリミングして同条件、無修正でJPEG保存しています。 |
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使用レンズFA645 150mmF2.8 | 使用レンズEF135mmF2 L USM | ||||||||||
テストチャート画像の比較 絞りF11 それぞれの見本画像をクリックするとオリジナル画像が新ウィンドウで開きます。 |
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PENTAX 645D | EOS-1DsMKV | ||||||||||
部分画像拡大100%表示での比較 (上部の黄色領域の拡大画像) |
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PENTAX 645D(黄色部分CRT100%表示) | EOS-1DsMKV (黄色部分CRT100%表示) | ||||||||||
撮影チャートの一部分をCRTにて100%表示にしてカットした画像比較です。保存は無修正で同条件です。 他の部分はオリジナル画像でご覧頂きたい。さて、まず驚いたのはEOS-1DsMKVが大変検討している。 はっきり言ってほぼ2倍の画素数を持つ645Dが大差をつけるのでは無いかと思ったがごらんの通り わずかの差であった。ただ、これはあくまで紙の上での単純比較なので実際の風景写真で 比べてみよう。 |
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風景写真での比較 絞りF11 それぞれの見本画像をクリックするとオリジナル画像が新ウィンドウで開きます。 |
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PENTAX 645D カスタムイメージ風景(設定デフォルト) |
EOS-1DsMKV ピクチャースタイル風景(設定デフォルト) |
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部分拡大比較画像No1 | |||||||||||
PENTAX 645D(黄色部分CRT100%表示) | EOS-1DsMKV(黄色部分CRT100%表示) | ||||||||||
さて、実際の風景写真での比較である。今までの一眼デジカメはローパスフィルターを付けているので画像周波数がある程度高くなると、とたんに 解像感が破綻する傾向が見られた。今回のPENTAX645Dはこの画像をごらんになればわかるように、画像を拡大していっても 何処までも解像している。そんな感じがはっきりわかります。まさに、これがローパスフィルターレスの最大のメリットでしょう。 もちろんこの解像感は4000万画素と言う、超高解像度も加わっての結果です。 |
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部分拡大比較画像No2 | |||||||||||
PENTAX 645D(黄色部分CRT100%表示) | EOS-1DsMKV(黄色部分CRT100%表示) | ||||||||||
さて、今度はややアンダーの階調のある描写を見てほしい、壁の下方の明るい部分から屋根下の暗い部分への階調が1DsMKVは非常に スムーズな描写でノイズ感もわずかに感じるが少ない、しかし、645Dの方は明らかに荒い感じがしてしまうのは私だけ だろうか、他のいろいろな場面でこのような階調ノイズが気になる感じだ。ただ、RAWからの現像作品はこのような 現象が少なく感じる。ただ、これも100%表示という厳しい条件でのみ目立つ現象だ。 さすがにCanonはこのあたりの絵作りはうまい!! |
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部分拡大比較画像No3 | |||||||||||
PENTAX 645D(黄色部分CRT100%表示) | EOS-1DsMKV(黄色部分CRT100%表示) | ||||||||||
画面中央の土壁の部分の拡大画像です。今回は両デジカメのより良い画質を比較したいと言うことであえて評判の高い単焦点レンズを 使用した。そしてこの画像はさらにレンズの中央部分でもっとも描写の良い部分である。土壁のひび割れを比べてほしい。 ひび割れの様子やその手前の電柱の質感まで645Dはしっかり描写している。まさに中判デジカメの真骨頂だろう。 |
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部分拡大比較画像No4 | |||||||||||
PENTAX 645D(黄色部分CRT100%表示) | EOS-1DsMKV(黄色部分CRT100%表示) | ||||||||||
ビニールシートの極端に明るい部分の拡大画像である。シートの質感描写も素晴らしく白飛びなども少ない。さすがに両者ともメーカを 代表するフラップシップ機だ。両機ともダイナミックレンジ拡大モードを使用しなくても、ここまでの描写はさすがだと思う。 最近のデジカメはハイライトにも強くなってきており以前のようなデジタルは白飛びしやすいといった概念は 少なくなってきているのかもしれない。 |